薪ストーブと日本酒でほっこりライフ

薪ストーブと日本酒でほっこりライフ

冬薪ストーブ、春〜秋キャンプ、通年日本酒に関する情報を発信します。国際きき酒師。

今晩の日本酒(日置桜)

こんばんは。うらです

今日は鳥取

『日置桜』純米、28BY

f:id:snowpeaker1:20190216083733j:image

 

鳥取の地酒は辯天娘、諏訪泉、千代むすび等強力を使ったどっしり硬い系が多いです。

日置桜も同じく冷酒では硬く渋いですが、温めることによって味が開きます。

 

上燗まであっためてぬる燗まで下がると、膨らんだ味わいを楽しめます。

香り、甘みは控えめ、旨みがのった重厚なふかみのある味わいです。

 

これは玉栄ですが、強力だとより顕著に表れます。

 

私がまだ日本酒にハマったばかりの時、あるマグロ専門店で初めてのみました。

燗の提供はやっていなかったので(そもそも燗の凄さを知らなかったので)冷酒でのみ、、

 

『何これめっちゃ苦いやん。不味っ!』

 

て心の中で叫びました(^_^;)

 

初対面の印象が強く残っていたので、初めて自宅で燗でのんだ時、めちゃくちゃ驚きました!!

家飲みの時はあっためる前に常温で一口のみます。完全に別の味です。硬い蕾が開花したイメージです。

 

どっしり系なので、味の濃いもの、脂が多くのったものが良く合います。酸で脂を切るという感じではなく、絡んで旨みとコクを引き出す、味が深くなる感じです。

脂ののったブリ大根と合わせました。(写真撮り忘れました(^_^;))

 

ちなみにこのマグロ店では日置だけでなく、呉春、竹鶴も冷酒でのんで同じく叫びました(笑)

 

日置桜 純米 28BY 9号酵母

上立ち香 ☆

甘味 ☆

酸味 ☆☆

苦味 ☆☆☆☆

旨味 ☆☆☆☆